bimota DB6フュエルライン




ラインの表面からクラックが発生し燃料漏れ。
点検では発見し難いし予測も難しい。
そもそも純正装着品のクオリティの問題である。
曲げ成形していないストレートのホースを結構小さめに曲げて装着している為の結果であろう。

国産の同一形状で、耐圧・対油、しかもしなやかな燃料ホースを使用して、全ての燃料ラインを交換した。

DB5,DB6等々は試用期間や生産年度に拘らず、交換したほうが良いでしょう。
ホースとクランプの準備が何時でも整っています。

☆ISM☆

bimota DB6Cフロントフォークのモディファイ

 
上:db6のノーマル 下:モディファイ用

ダンパーを最弱に、イニシャルを全戻し、それでもフォークは入って行こうとしない。
スプリングが硬い、オイルの動粘度が高い、油面が高い、バラす前にはそんな予測をした。

バラしてみると、油面の低さに驚いたのですが、オイルに汚れは一切無く綺麗、インナーロッドのロックナットやスプリングカラーに作業痕が有る。
果たして、フォークに貼られたO社の作業なのでしょうか。

スプリングは交換する。
線径は同じ、長さもほぼ同一、巻き数が違う為僅かにバネレートは低い。
巻き径が少し小さく内径も小さいためリテーナーをアルミで製作。
プラスティックのカラーには、脱着の作業性を浴するためと、空気室においてスムースに空気が動けるよう穴開け加工。
フリクッションを小さくするための作業終了後には、アウターチューブがスムースに一定のスピードでスライド落下する。
フォークオイルは勘で粘度と油面高を設定する。
僅かに残るフリクッションはダストブーツ。

基本的なデータが全く手元に無いのだから仕方ない。
車体に組み付けてみる。
コンプ・リバウンド共に全戻し、0〜20mmの調整幅にセットしたイニシャルも0位置。
良さそうな予感だが、明日も生憎の雨模様の様。

☆ISM☆

フロントフォーク用のツール

 

bimota DB5のフォークトップボルト用のツールを製作した。
OHと仕様変更の為だ。

汎用ツールでは対応できない為、やむ無く一品製作。
ピンの数が7本と少々厄介。
アルミ合金の丸棒から削り出し、ピンを固定して出来上がりです。

今日は定休日でしたが、今週の予定を考えると今日やるしかないと。
造っておけば先々役に立ちます。

☆ISM☆

bimota DB6C納車前の試乗



車検・登録も終り、納車前のチェック走行。
ユーザーさんからのリクエストは、サスセッティング。
マイナスドライバーをポケットに入れ何時もの道路へ。
今日も気温が低く、思うようにフロントが入らない。
結局、コンプ、リバウンド共に最弱というか全戻しの位置で妥協するしかなかった。
春になったらバラして一からセットアップしなければ成らないかもしれません。

外気温が10度に満たない冬のライディングで、一番辛いのは指先の冷たさかな。
ウインターグローブではチョッと操作性も悪いし。

試乗しなければならない この後も控えている。
M400,750F1,ベベル900SSと年代も個性も違う物ばかりですが、思い出しながらイメージしながらの試乗です。
左肩、両肘、両親指、左膝、骨折や脱臼の古傷に厳しい寒さが沁みますが、だましだまし毎日過ごしています。
特に左肩の脱臼は、あまり良い状態では有りません。
左腕は肩より上には上げられず、シャツを着るにも一瞬動けない痛みが走り、サポーターを放せないこの冬です。
手術しておけばよかったと悔やんでも始まりませんが、悪化していくようですと普通に生活できなくなりそうで、その時は決断しなければいけません。
動かさないと筋力は落ちてしまい、動かせば痛みが走り全く困ったものです。

春、待ち遠しいこの頃です。

☆ISM☆

bimota DB6C雑感

 

車検の準備でメンテ中。
なのですが・・・

フュエルタンクを外しませんと作業が進まないのですが、タンクのブリーザーホース取り出しのアダプターがステイに邪魔されて、外れないでは有りませんか。
その都度アダプターを外し、という作業が繰り返されたのでしょう。
僅かにガソリンが漏れ塗装にもダメージがあります。



確実にアダプターをタンクに装着し、度重なる脱着によるタンクに対するダメージを防ぐ為にも、純正ステイを切り取り、新にステイを製作し高さを調整する為にアルミでスペーサーを作りました。
たかがこれだけの事ですが、メンテに時間短縮と確実性は格段に向上します。

たとえ難解であろうとも、納得し感心しながら事に当ったdb1の頃とは、その難解さに疑問を感じざるをえません。
と言いつつも、ヘ〜、アっ・・そう、ウ〜ン、などと楽しませてもらっています。

☆ISM☆

このシートは?



「カスタムするんですか?」 
「ピッタリですね」
等と、ご来店の客人たち。

「いえいえ、Kenさんのシートカウルをチョッと置いてあるだけなんです。それはやりません!」
よく見ると、形状といい大きさといい、ピッタリはまっていてお客さんが勘違いするのも肯ける。

bimotaはbimotaらしくありたい。

☆ISM☆

再会!bimota YB5

 

20数年振りの再会。
当時、新車を登録して暫くは乗った。
その後、縁あって次のオーナーさんの元へ。
複数のオーナー、年数からすれば僅か7,100Kmの走行距離に驚かされる。
ここ数年はガレージで休眠していた様子。

エンジンを降ろさない範囲でのレストア作業となる。
大きなパーツ交換はあえてせず、モディファイしながらのリペアの予定。
出来る限り形は変えないつもり。
先ずはキャブレターをOHしてエンジンの始動確認をしています。

パーツが到着すれば、今週中には火が入り、その男らしい咆哮が聞けるはず。

☆ISM☆

bimota DB1アンダーカウル



熱対策で形状変更されたアンダーカウル。
チョッと懐かしい。
偶然にも新品が手に入った。
これを求めていたユーザーさんにはラッキーな事。

エキパイを含めカスタムのようで、純正はストックして、これを加工する方が賢明です。

☆ISM☆

bimota SB6のステッププレートボス部



全く困ったものです。
何という作りの悪さ。

この頃の猛暑で暑く柔らかくなった自宅前の舗装路面にサイドスタンドがめり込み、オーナーさんが少し離れた隙に転倒。
高々それだけなのに、何とこのダメージ。
ステッププレートを受けるフレイムボス部にクラック。
もう一方も変形しボルト穴が伸びてしまった。
この部分はフレイムの一部であり一体で鋳造されているもの。
見た感じでも、仕上げ前の加工でも、その柔らかさに驚きました。
装着面が機械加工されていないのも肯けません。
そもそもオートバイは倒れる物。
転倒時に壊す順序がある事を理解できていなかったとしか考えられません。

見えない部分にもしっかりとコストを掛けていたbimota黄金時代とは隔世の感じがします。
まあ、そんな事を言っても始まりませんので直す事としますが、愉しい作業とは思えません。
昔のbimotaは、触っているだけでも愉しかったのに。
といっても。このSBも一昔前の世代でした。

設計者の知恵や想いを感じ、職人さん達の技や拘りを感じさせてくれるオートバイが極端に少なくなった気がします。
私は旧車ファンではありませんが、いわゆる絶版車オーナーさん達の気持ちは良く理解できます。
 
☆ISM☆


追記 7月30日



ボルト穴の裏側から栓をして先ずは表面からアルゴン溶接。
続いて、裏側から穴埋めするのだが…
ラジエター、エキパイ、リアサス、スイングアームを外し溶接トーチのスペースを確保しなければならない。
フレーム部材に対しステップボス部が小さいが為に不安のある溶接電流。
低ければ熱が広範囲に拡散してしまい具合が悪い、大き過ぎればボス部が溶け落ちてしまう。
同様のピースがあれば実験してからの作業としたいところではありますが、勇気を持ってぶっつけ本番。
一穴をわずか数秒で穴埋め完了。
ホッと一安心。
この作業のための前後作業の多い事。
bimotaならではと思いつつも、誰だこれ作った奴は!と口には出さず。
という訳で、とりあえず一件落着。

☆ISM☆

蘇るbimota達

奥からdb1sr、db1レーサー、YB4R

それぞれ眠りから覚める準備。
幸運なオーナーさんと巡り逢えたdb1sr。
車検の準備中。

もう一台のdb1レーサー。
ハイコンプ、ツインプラグにFCR。
OHLINS、Brenbo、MARVIC17インチと相当手が入っています。
このあたりでキチンとメンテをしておきませんと。

手前アルミフレイムは、何とYB4R!
聞きなれませんね。
これはYB4ei市販以前の1987年のbimotaワークスマシン、当時のTT Formula1クラスに向けたワークスレーサーと言われています。
ライダーはDavide TardozziとVirjinio Ferrari。
現存するのは世界に3台かとも言われています。
その一台がこれです。
形は似ていても市販YBとは明らかに形状も仕上げも違います。
数点欠落している部分もありますが、出来る限り当時の姿に戻したいものです。

☆ISM☆
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